こんにちは、もちです。
ドッペルギャンガーのカマボコテント大人気ですね!どこのキャンプ場に行っても絶対見ます。
そんななか新発売されたのが「カマボコテントソロTC」(略称ソロカマ)!!名前に「ソロ」とついてますが、スペックを見ると「1〜2人用」。しかも焚き火に強いポリコットン製!ということで、もちには珍しく新作をお買い上げ!(いつもアウトレットとか廃盤セールとかを狙って買うタイプなもので…)さっそくキャンプに行ってきましたので使ってみたレビューをまとめますー
購入の経緯
もちのテント構成は
春夏秋&荷物をコンパクトにしたい時用
■ コールマン Coleman ツーリングドームLX
(いま後継のLXも品切れっぽいですね…1人用のSTはあるみたいですが…)
■ コールマン Coleman ヘキサライトII
冬に薪ストーブを使う用
■ スノーピーク snow peak トルテュライト
(トルテュライトも廃盤なので現行の近しいのはスノーピーク snow peak エントリー2ルーム エルフィールドあたりですかね)
という感じなのですが、コールマンのツーリングドームがさすがに10年使ってると劣化してきまして…次を探していたのですが、最近2人用のドーム型テントがめっきり減ってしまい、ドッペルギャンガーのカマボコミニだと使い方がスノーピーク トルテュ ライトとかぶるし、ツレがツーリングもするのでサイズも価格もいい感じなコールマン クイックアップドーム/W+はバイクに積めないから却下。結局、後継モデルのコールマン ツーリングドームXLかなぁと思っていたところに発売されたドッペルギャンガーの「カマボコテントソロTC」!
惹かれた点としては
■ 焚き火に強いポリコットン製
我が家は焚き火をするためにキャンプに行くようなものなので、薪ストーブの時期以外は必ず焚き火をします。火の粉が飛んでも慌てなくていい&サイトの都合でテントと焚き火台が近くなっても心配しなくていい、というのはかなりポイント高めです。
■ トンネル構造なので組み立てが楽
ポールは3本だけ!スノーピーク トルテュライトなんかとんでもない数のポール使いますから。ツールームはどうしても設営に時間がかかってしまうので、コールマン ツーリングドーム並みに設営時間のかからないテントを、ということで設営が楽そうな構造に惹かれました。
■ ツールームみたいに使えばタープ不要?
インナーテントの前にかなりスペースがあるので、直射日光が当たるサイトや雨の日以外はタープも要らなくなるのではと。
■ なんとか頑張れる価格帯
2019年3月3日時点のナチュラムで41,800円。ツレと半分ずつ出し合えば、なんとか頑張れる価格帯!(10数万とか出せない…)
あとは単純に
ドッペルギャンガーのテントを使ったことがなかったので、試してみたい
という好奇心もあり、購入に至りました。
届いた感想
ポリコットン独特の風合いがいい感じです。表面がすべすべしてるのにちょっと毛羽立っている感じで帆布とバックスキンの中間みたいな感じでしょうか?生地の厚みもしっかりしています。
重っ!!
スペック表に10.3kgとありましたのである程度想定はしていましたが、実際に持ってみるとずっしりします。ポールは驚くほど細いのが3本、付属のペグもシンプルなスチールペグの頭に蓄光のプラがついたものなので大した重さはありません。
この重さはほぼテント生地か…
ポリ製のテントにはない重さですね。
組み立て
はじめてですが、ツレと2人で15分で完成!
めっっっちゃ楽!!!!
ポールのテンションもそこまでキツくないので女性でもラクラクです!ペグダウンしないと自立しませんので、1人がフレームを支えて、もう一人がペグダウンしていく、という役割分担だとスムーズです。テント本体にある前後左右10本のペグさえ打ってしまえば、細引きのペグダウンは1人でも問題なしです!
サイズ感
インナーテントを立てる前。
横幅は狭めですがなかなか広いではないですか〜
インナーテントも外側の見た目から想像できないほど広い!
シュラフを2つ並べるとこんな感じです。スペック表ではインナーテントの奥行は225cmとなっていますが、身長175cmを越えると少し窮屈に感じるかもしれません。
少し懸念していたのが高さ120cmでしたが、フィールドアのポータブルチェアを入れるとこんな感じ。
こちらはツレのミドルバックタイプで少し高さがキツキツでしたが、もちはノーマルタイプなので問題なし!
フィールドア ポータブルチェア×2、キャプテンスタッグ アルミロールテーブルコンパクト、コールマン パーティスタッカー、ALUTEC Sサイズのアルミボックスを入れてもこの余裕!
ちょっと狭めな感じが秘密基地っぽくてワクワクします。子どもの頃に冷蔵庫の段ボールで作った段ボールハウスを思い出しました(笑)ちなみにもちは身長158cm、ツレも165cmと小柄なので良いですが、身長の高い方だとイスに座ると頭が天井についてしまうかもです。グランピングのような直座りやもっと低いローチェアなどの導入を検討してもいいかもしれません。
使い勝手
LEDランタンなどを吊るすフックがいろんなところについているのでとても便利です。また感動したのがインナーテントの前面についているポケット!!ツールームのような居住性がない中、手の届く位置にヘッドライトやスマホなどを入れて置けるのはすごい便利!
すごい考えられてる!!他のインナーテントにもつけて欲しい!
(もちが知らないだけで最近の標準装備??)もちろん、インナーテントの中にも左右にポケットが付いていますので、就寝時にも困りません。
総評
カマボコテントソロTCはツールームと思って買うと狭いと感じてしまうかもしれませんが、めっちゃ前室の広いドームテントと思うととても使い勝手がいい。
実際メインの食事はテントの外に出て焚き火台を囲んで食べ、つまみ&軽呑みのためにテントの中へ移動しました。無理ではないですが、ある程度伸び伸びしたキャンプをしたい場合は、タープを併用した方が良いと思います。
ポリコットンがしっかりしているので、ガソリンランタンの灯りが映って、テント全体がすごく優しい光で包まれて幻想的でした。また、断熱効果が高いのか、入り口付近の地面にガソリンランタンを置いておくだけで充分暖かかったです(最低気温が3度くらい)。
その分熱気がこもるのでどこかのドアを開けるorメッシュにするなどの結露対策をお忘れなく!シュラフカバーを使っておくと、シュラフが濡れずにオススメです!(防寒対策にもなりますしね)
オチ
昼過ぎからの雨予報だったので早めに撤収すればいいやと思っていたのに、朝起きたらすでに雨。
0.5mmくらいの降水量でしたが、中に染みたり漏れたりすることはなくテントの中は快適でした。ですが、ポリコットンは水分を含むことで膨張して防水性を確保する素材なので、ただでさえ重いテント生地がさらに重くなってしまいました。ポリよりも乾きにくいということでしたので、とりあえず大きいビニール袋に放り込んで帰宅し、タオルで拭いた後に浴室乾燥機で強制的に乾かしました…初回からハードな使い方してごめんね…
まとめ
ドッペルギャンガー カマボコテントソロTC。
■ ソロならゆったり、デュオキャンにも使える
■ 火の粉に強いポリコットン製だけど雨に注意
■ 組み立て・撤収がカンタン
ということで、我が家は大満足でした!
お手持ちのテントのラインナップに春秋用を追加したい方、焚き火大好きな方、秘密基地感を楽しみたい方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
今回のキャンプ飯はロゴス KAMADOで焼いた手作りピザでした〜
それでは、最後までお読みいいただきありがとうございました。