こんにちわ。もちです。
オシャレな部屋って絵とかフォトフレームとか、壁の装飾が上手なイメージってありませんか?
そんな時、近所のアンティークショップをうろうろしていたら、アンティークなサインボードを発見!
これだ!!
ということで、今回はアンティーク風の壁掛けサインボードを作ることにしました。
用意するもの
木材
ベースカラー塗料 2種類
クラッキングメディウム
ステンシル用塗料
刷毛
お好きなステンシルシート
ベースを作る
まず、すのこ状のベースを作ります。今回は2種類作りたいので、材料は2個分です。
ホームセンターで75mm幅の木材が安くなっていたので、600mmの長さで10本カットしてもらいました。
すのこ状にするために裏面につける脚用の木材も探します。24mm幅のちょうど良い角材があったのでそちらも4本カットしてもらいます。長さは75mm幅の板が5本と、5mmくらいのすき間をあけたいので大体400mmです!(正確には395mmですがざっくりで大丈夫ですー)
脚の長さにあわせて板を並べ、裏面から釘で固定していきます。すき間が多少均一でなくても気にしないー。
アンティークだから!(何か違う)
これですのこ状のベースが完成しました。
もしベースの作るのが面倒、という方は既製品のスノコでもOKです。
すのこ ひのき 桧 檜 国産 クローゼットスノコ 60cm×37.5cm幅 すのこ 価格:617円 |
塗装
今回はアンティーク風にしたかったので、ターナーのクラッキングメディウムを用意しました。クラッキングメディウムとは、下色と上色の間に塗ることで上色にひびを入れ、ひびの間から下色を見えるようにする塗料(無色)です。下色と上色の差が大きいほど分かりやすく、近い色にすると自然な仕上がりになります。
カラー塗料は同じくターナーのミルクペイントにしました。
1つ目 上色:ハニーマスタード 下色:ディキシーブルー
2つ目 上色:ピスタチオグリーン 下色:ディキシーブルー
ターナー色彩 ミルクペイントクラッキングメディウム 450ml MK450100 価格:1,219円 |
ターナー色彩 ミルクペイント ディキシーブルー 450ml MK450057 価格:1,084円 |
まず塗料の定着をよくするため、すのこの表面を軽くサンドペーパーで擦ります。サンドペーパーの粉を落とし、下色のディキシーブルーを塗っていきます。横から見てもいい感じかなーと思ったので、側面も塗ってみました。
クラッキングメディウムを使うには、下色をしっかり乾かします。私は待つのが面倒なので、塗装用のドライヤー・ヒートガンを使います。(とても熱くなるので取り扱いには注意してください)
価格:1,880円 |
下色がしっかり乾いたら、おもて面にクラッキングメディウムをまんべんなく塗ります。クラッキングメディウムが乾いて、表面が少しペタペタするくらいになったら、上色のピスタチオグリーンと、ハニーイエローをそれぞれに塗ります。
すると、塗ったそばから
割れてきたーー!
ピシピシと上色が割れていきます。上から塗り直しをすると割れたひびを引っぱってしまい、うまく塗れません。
一発勝負!!!
幅の広い刷毛を使い、一気に塗るといい感じに仕上がります。刷毛の根元まで少し多めの塗料をつけてから、毛先を扱くと良いです。
だんだん割れてくるのを見つめながら、上色がしっかり乾くまで待ちます。
ステンシルを作る
既製品でももちろん構いませんが、今回は自作することにします。
テーマはLONDON!(なんかオシャレそうだから)
1つはイギリス政府が第二次世界大戦の直前に作成した宣伝ポスター「keep calm and carry on」のデザイン。元のポスター画像をネットで探し、拡大してプリントアウトしました。
今回は幅400mm×高さ600mmの大作なので、ダイソーの工作用紙に入りきりません!2枚をマスキングテープで止めて400mm×600mmのサイズにします。行間に工作用紙のつなぎ目がくるように調整してください。
プリントアウトした紙を工作用紙にマスキングテープで仮止めし、あとは紙ごと工作用紙をひたすら切り抜きます。
もう1つはLONDON市内の地名などをタイポグラフィ的に並べることにしました。ところどころ地名と関係ないものも入っていますが・・・
こちらも同様に工作用紙をひたすら切り抜きます。ものすごい細かいデザインにしてしまったので、手が痛くなってきて途中で後悔しました・・・
ステンシルをする
クラッキングメディウムでひび割れた塗料がしっかり乾いているのを確認してからステンシルの作業に移ります。
作ったステンシルシートを、すのこにマスキングテープで仮止めします。
ステンシルする色にも一工夫。アンティークっぽい雰囲気を出すために2色を混ぜて使います。混ぜるといっても均一にせずに、あえてまだらになるようにポンポンしていきます。
筆はダイソーの筆先を短くカットしたものを使いました。
keep calm and carry on → プライマーレッド+ブラック
タイポグラフィ → ブルーグリーン+ブラック
完成
ステンシルの塗料が乾いたら完成です!私は時間が経つにつれて、色があせたり・塗料がはがれたりするとよりいい雰囲気になるだろうなと思って、ニス等の表面加工はしませんでした。色移りや擦れなどが気になる方はニスで仕上げてください。マット系の方がイメージと合うと思います。
うむ!(満足気)
まとめ
「オシャレな部屋は壁装飾から」に少し近づけたでしょうか?
アンティークな雰囲気を目指して作りましたが、インダストリアル系との相性も良いです。サイズの小さいものを何種類も作って並べるのもかわいいですね!
それでは、お読みいただきありがとうございました。